HOW TO

原稿をつくる(紙原稿編)

パソコンが使えなくても、紙原稿で大丈夫。
手描きならではの良さを活かして原稿を作ろう。

原稿の特徴

黒一色で作る

シルクスクリーンの原稿は、黒一色で作る必要があります。黒で作った部分がインクの通る孔になります。

濃度の差もある程度は再現されますが、原稿によっては製版・印刷がうまくできないことがあるため、なるべく濃淡はつけずに描くのがおすすめです。鉛筆などの薄い線はうまく製版・印刷できないので、マ―カーくらいハッキリとした黒色で描きましょう。

色ごとに原稿を用意する

2色以上で印刷する場合は、色ごとに原稿が必要になります。
色ごとに「版分け」をして、黒1色の「原稿」にします。

[ ヌキ ]
色が重なる部分を白く抜いて印刷する。
混色したくない場合、重なる部分を白く抜きます。

[ 混色 ]
色と色を重ねて印刷する。
SURIMACCAインクは、重ねて印刷した部分の色が混ざります。効果的に使えば、2色でも2色以上の色を表現することができます。
※色や刷り順によって仕上がりは変わります。

白い紙で作る

コピー用紙がおすすめ

紙原稿は必ず白い紙でご用意ください。コピー用紙がおすすめです。
色つきの原稿用紙の場合、きれいにスキャンができないためお断りする場合がございます。


原本ではなくコピーで

原稿は作業中や配送中に汚れてしまうなど、万が一の場合がありますので、できれば原本ではなくコピーをご用意ください。
やむを得ず原本でご入稿される場合は、万が一汚れや破損が生じてもこちらで責任は負いかねますので予めご了承ください。
※お断りさせていただく場合もございます。

原稿サイズ

実寸大で作る

原稿はご希望のサイズの印刷範囲をご確認の上、必ず実寸で作成してください。

製版時に多少の拡大縮小は可能ですが、データによっては粗くなってしまったり、線が潰れたりする可能性があるので、なるべく実寸大で作成するのを推奨しています。

「製版サイズ一覧」を見る

線の細さの目安

線幅は0.35mm以上がおすすめ

線幅はだいたい0.35mm以上が推奨です。(データの1pt相当)0.35mm以下の細さでも製版・印刷はできますが、力加減などによってはちゃんと印刷できなかったり、目詰まりを起こしやすいため、仕上がりが安定しにくいです。また、白抜きの場合は0.35mm以上でもつぶれて線がなくなりやすいので、太めの線で作成するのをおすすめします。

印刷見本「SURIMACCARD」はこちら

動画で見る

HOW TO SURIMACCA
「原稿をつくろう(紙原稿編)」

SURIMACCA関連の説明を動画で紹介しています。ここでは紙原稿の作り方を説明しています。ぜひご活用ください。

YouTubeで見る

原稿作成の注意点

次の内容が含まれるものにつきましては製版をお断りする場合があります。

  • 著作権などの「知的財産権」を侵害するもの、または侵害すると思われる物はお断りしております。
  • 性器の露骨な描写、 未成年者の裸体および未成年者に対する性行為の描写、社会通念上不適切と思われる原稿(猟奇的・残虐な描写、実在の人物・団体に対する誹謗中傷等)は、ご注文後でもお断りする場合がございます。
  • デザインに関して、第三者との間で権利侵害(著作権、商標権、肖像権等)などの問題が生じた場合、ご注文者様の責任と費用においてこれらの問題を解決していただくものとします。
  • その他、版権所有者が二次創作を許可していないもの、各都道府県の条例に抵触する恐れがあるものに対しても同様です。表現に対する規制は日々変動しており、その基準は一様にボーダーライン化できるものでないことは(明確な基準を設定できないことは)弊社においても同様です。